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11th Dimension "Key" を聴いて
ようやく出ました。待ちに待った11/25!(発売は11/26だけど)
DIMENSIONのニューアルバム「11th Dimension "Key"」です。
CDには書いてある絵は、サッカーの「イレブン」っていうわけですね。
説明書は丸く切ってあって、下手したらちぎっちゃいそう(^^;
とりあえず初めて聴いた感想....っていうか、
11thに対する第一印象を、忠実に残すという意味で、
初めて聴きながら書くという「リアルタイム・レビュー」でお送りします。
(だいじょうぶかなぁ?)
学校の帰りに買って、家に着いたらソッコーで聴く体勢に。
今度はどんなディメサウンド?とワクワクしながら再生を...
まずは1曲目「Magic One」
いつもいつも初めの曲は「ぅをぉ!?」と言わせてきたディメ。
でも、最近のアルバムの印象がキツすぎたのか、それほどでもないです。
でもやっぱり勝田さんはいつも切れんばかりに頑張ってます(^^)
キーボのソロも「らしい」感じでかっこいいです。
ギターソロの締めでは、アラビアン(?)なメロディーになっていい味ですね。
最後はピアノが綺麗に終わるか...とおもったらキューー・・・ンッと...
2曲目の「Key」に滑り込んでいきますね。(笑)
(というのは間違いで、1曲目がプツッといきなり終わって、2曲目の初めに
ピアノが入っているようです。てゆーかつながってますね、この2曲)
うーん、よくあるビッグバンドを軽音楽器におきかえたみたいな感じ...
だとおもってたら途中から、ドラムとベースがジャズみたいな(よく知らない)
倍テンでそれっぽいノリになってきました。(やっぱしかいな(笑)
ピアノはおもっきりジャズですね。小野塚さん!(ぉ
こんなパターンはディメ史上初ではないでしょうか?
3曲目「Someday」
イントロから何だフツーの曲?ビーチボーイズ?(ってなんだぁ?ぉぃ)
とおもったらBメロでディメっぽい流れに!(^^)/
僕は一見普通っぽい曲かなと思わせといてこの展開!
好きなんだなぁ、僕。
4曲目「Alone In Love」
サックスの感情たっぷりのバラードですねーー。
バックの尺八っぽい音も結構雰囲気だしてます。
(これも新鮮です。てゆーか洋画の日本風のシーンでもこんな感じか(?)
...あぁぁ、盛り上がる!途中から一気ですね。
盛り上がった分、ドラムはリバーブたっぷり。(最近のディメらしくないです)
ギターもただのパワーコードでも、心底かっこいい。
いいなぁ。
5曲目「Sun Dance」
おや、いきなりアコギですね。でもキメキメ系。
最近のディメ的リズム&ベースライン。大好きです。
ダンス系のリズムに、シンベがベロベロッてパターンってアレです。
思ったんですが、これってアコギをディストーションなギターに置き換えたら、
いつものディメじゃん(ってぉぃ!)
6曲目「Colour Of Days」
またまたアコギのイントロ。なんてーのかなぁ..フラメンコ(?)みたいな。
...って、このドラムパターンでやるんですか!?
メロディと曲調は洋モノフュージョンを聴いてるみたいです。
ギターソロは増崎さん、あんたアコギをエレギみたいに弾いちゃうんですか的な。
ピアノソロは小野塚さん、あれ?いつもとちょっと違うかなぁ的な。
途中での、アコベ(?)とのユニゾンですっげーテクニカルで、
拍子感が浮いちゃうとこ(意味不明)なとこなんかはワォ!
滑り込んでくるサックスソロは勝田さん、やっぱいつもカッコいいっす的な。
なかなかいいです。
7曲目「Moment」
ファンキーなカッティングのギターと、バックのストリングスいいかんじ。
ベースラインもそれっぽくてかっこいいっす。クラブ系?(って知らない人
ソロもファンキーなサックス、ハマってるシンセ、メロウなギター。言うことなし。
今までにない曲調ですが、やっぱりディメです。
8曲目「I Don't Wanna Cry」
メロディは勝田さんサックスが歯切れのいい、という意味でいつものディメ。
またファンクな曲が続いてます。
でも、曲調はラップが入ってきそうで今風です。(ラップは入りませんが)
なんつーんだろ?うまく文章で表せない...
9曲目「Shadow Of A Memory」
なんか、バッキングのジャカジャカってギターとか、巷の普通な曲じゃん。
...と思ったら、それだけでは終わらせないのがディメのすごいトコ!
一転してメロウなギターと絶妙なハーモニーで、一瞬しっとりした雰囲気に浸れます。
曲名からして、この部分が「Shadow」なんでしょうか?と思いました。(ホントか?)
予想通りこの後は、「これからは頑張るぞ!」的な展開になっていきます。
ラストを飾るは10曲目「What's Rare」
サックスの独り舞台に続くは、ピアノで刻むのダンス調のリズム。
え?そうなん?こんな曲でおわり?
とおもったら、ひっくり返すのがうまいですね。
僕はこんな絶妙の進行がたまらなく好きです。
で、11曲め...とおもったら11th Dimension "Key"でした(笑)
メーターも11を指してるし。粋なデザインですね。
あぁ〜...並行して感想書くのは、しんどかった...
一通り聴き終えて、「凄く聴き易いアルバム」だと思いました。
Jazz Life誌で、リスナーのことを考えて云々...という風な記事を読みましたが、
まったくその通りで、今っぽいネタもたくさん取り入れられてます。
露骨なキメキメ系の曲はほとんど見受けられません。
それでもディメのエキスはたっぷり味わえます。
たぶん世間ウケしやすいとおもうので、ディメを知らない人にもお薦めできます。
僕としては10thまでの、ヘビーでキレててカッコいいディメが好きなのですが、
こういうパターンもまた、「アリ」ですね。
これから良く聴き込んでも、いつものように、
「あぁ..この曲はこんないいところがあったんだ...」みたいな
「新たな発見」があるとことを期待してます。
ちなみに、前作10thのときの「Asian Dream」みたいな、
衝動で打ち込み!ていう曲は今のところありません。
それもこれからですね。
とりあえず、今日はこれでシマイ!
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