当時中学生だった私は、ある友人から「めちゃおもろい番組みつけたで。ビデオに 撮ったからみてみ?」と、渡されたビデオテープの内容に衝撃を受けた。 そう、それが「意味なしほーいち」との出会いであった。 瞬く間に数人の友達連中に広まり、しばらくその話題で持ちきりだったのは言う までもない。
残念なことに、その番組は深夜枠で、しかも不定期に放送されていたので、結局 数回しか観ることができなかった。 しかし、今でも旧友と飲めば必ず話題にのぼり、 「あのころはよかった…」と思うのである。 当時のビデオテープを保存しておかなかったことが非常に悔やまれる。 なんとか再放送はならないものか?
2001/1/3(水) 「北半球で一番くだらない番組 」が放映されたらしい。
2001/12/28(木) 「北半球で一番くだらない番組 」放映。
東京ラブストーリーの主題歌「ラブストーリーは突然に」が流れる中、 流し台に座りこみ体を洗う男、「東京かぁ…」とぼそっとつぶやく。 内容はこれだけだが、ドラマのような生活を夢見て上京してきたが 現実はどうよ?みたいな哀愁が笑える。
ドラえもんの主題歌「ぼくドラえもん」をBGMに川が映し出され、 しばらくするとドラえもんの人形がうつ伏せで流れてくる。 ドザエモンと掛けているのでしょうか。これには数パターンあって、 回を重ねるにつれてドラえもんが泥だらけになっていました。
「柿ピーのピーナッツだけを安全に食べるためのアイテム」。 これはお年寄りが柿ピーの辛い柿をうっかり食べてポックリ 逝ってしまわないよう、柿とピーを分離するアイテムである。 が、ただのガスボンベである。 おばあちゃんが重いボンベを持って柿を飛ばす実演をするのがおかしい。 しかも、ちゃんと軽い柿だけ飛んでいくのがすごい。
「イテテテ君とイタタタ君」。
東京の市外局番03に3を追加して電話をかけましょうという時期のアイテム。
ついつい3を押さずにかけてしまうのを防止するために、
イテテテ君には3以外のプッシュボタンに画鋲が付いています。
これでかけ間違いがなくなること請け合いです。
ダイヤル式の電話には指を入れる穴に剃刀がついてます。
「シークレット位牌」(どういうものか忘れました)。
こういう番組でよくある、「今ならこれがついて1万円」というのもあり、 BSチューナー10台つけていくら、とか「商品より高いやん!」という 突っ込みがでそうなおまけもつけるのである。
他にもたくさんありましたが忘れました。
「トイレ中の嫌な音を掻き消すアイテム」。 商品名は「音止塾(おとめじゅく)」。 本来の商品では小川のせせらぎやらが鳴るのである が、本商品のすごいところは、ボタンを押すと、 「ブリブリ〜!!ぶちゅ、プリプリッ、ピリリ…」と鳴るところです。 実演したおねいさんが、社長と顔を見合わせる表情がなんともいえません。 「音止塾II」もあった?
「企業最前線」という番組のパロディーだそうです。
わさびでつくった小さな玉をちくわに詰めて、吹き矢の要領で息を吹き、 玉を飛ばして的にあてるというもの。 実際の的は、なぜか妙に丈の短いセーラー服を着たおねいさんである。 カメラワークがヤラシイ。
コンセプトは「ちくわダーツ」と同じ。
古ぼけた映像、画面の隅には「カラー」という時代錯誤な表示。 父親役の斉木しげるが、娘に「ニップレスとはなんだ?」と訊く。 娘はあきれて軽蔑の表情で部屋を出る。 ついに父は不在の娘の部屋に忍び込み、 引き出しから「ニップレス」を探し出して使用するに至りご満悦。 しかし、うかつにもその現場を娘に見つかってしまうというもの。 ニップレスを貼り付けて「ニップレス、ニップレス、ニップ〜レス!」 と小躍りする斉木しげるの表情が、 娘に見つかったことでバツ悪くなる変化がおもしろい。
みうらじゅんが、うんちの模型についてウンチクを語るというもの。 実際に職人に取材までかけて、この曲がり具合が黄金率だの、色艶だの、 止まっているハエの位置が絶妙だの、数パターンの模型を比較したり 非常にアカデミックな仕上がりになっておりました。
「愛の水中花 (松坂慶子)」をBGMに、 はじめは水槽の中に造花がユラユラ揺らめいてただけの映像だが、 後半に「これモアイ、あれモアイ」とモアイが映る。
「小指の思い出 (伊東ゆかり)」をBGMに、 「小指が痛い」の部分で元小結・板井が映り、「板井(廃業)」と字幕が。
CNNみたいなニュース番組で、アナウンサーが、 「イラクのフセイン大統領が見つかりました!」(湾岸戦争やってた頃)。 と、画面が切り替わると、スーパーマリオワールドの1シーン。 画面がスタジオに戻ると誰もいない…。
ベレー帽(手塚治虫)→ベレー帽(藤子F不二雄)→自前(江畑謙介)
ほぼセリフのみ。 「バーバラ寺岡、キッチンコーディネーター、 バーバラ寺岡、キッチンコーディネーター、 バーバラ寺岡、キッチンコーディネーター、 蝉丸、住職」 この間ひたすらバーバラ寺岡の写真だけが延々写される。 最期だけ蝉丸法師の肖像画に変わっておしまい。 1000年近く隔たりのある両者の職業をただ連呼するだけのモノ。
当時はそういう言葉がもてはやされた時代でした。 鮎解禁とひっかけて、釣り人が川でモコモコの毛玉を釣っていた。
ブロンズ像がゆっくりと足元よりパーンされるだけの映像。 (毎回撮影場所が違う) ボンバイエをBGMに「アントニオ猪木のブロンズ像、一万五千円(?)」 のナレーション。(一万八千円の説も。
風船を大空に飛ばすかのように、ダッチワイフを飛ばしてた。 メリーポピンズ?
満員電車に駆け込んで、ドアに服をはさんだりした人いますよね。 走り去る電車に、内側からドアガラスを苦悶の表情で叩く男の姿が。 ただ、この男の股間があるであろう位置には黒丸で修正が。
斉木しげるが、赤いお父さんとして繰り広げる一家団欒。 定番のシュールなコントシリーズ。
斉木しげるが電話口でなにやら大声で注文するシリーズ。
Part1
「えー、第九の歌える大工さんを...、だから、第九の歌える大工さんだ!
だから第九...、もういいっ!!」
Part2
「寒ぃーなぁー、寒ぃーなぁー、サミーデイビスJr.、...。
もう、いいっ!!」
こんなに面白い番組だったので、再放送なりビデオ化なりしてほしいものです。 コレに関する情報を持っている方はご一報ください。