これを聴くきっかけは、メンバーに John Wetton と Bill Bruford がいるので、 King Crimson を連想したからだ。
確かに格好いい。力強くて美しいロックだ。 フログレッシブな展開も心を惹きつける。 もうこの時代では、プログレは既に定着した自然な手法なのかもしれない。 サウンドは当時のシンセ色(アルペジエータも使用?)が若干押し出され、 今ではすこし時代遅れな印象もないではないが、これは流行なので仕方ない。
最近聴きだしていつも思うことだが、今から20年も昔に(これは'78年) こんなすばらしい音楽があった英国は凄い。 高度な技術をもったベテラン揃いではあったが、惜しくも短命なバンドであった。 この後、John Wetton は(プログレッシブ)ロック方面へ、 Bill Bruford はジャズ方面へと、分かれていったそうな。